2019.11.13
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医療現場の多様な性を考えよう

患者がLGBTだったら、どう対応する?

日本人の11人に1人がLGBT層―。電通ダイバーシティ・ラボが6万人を対象に行った「LGBT調査2018」では、LGBT層の該当者は8.9%でした。単純計算で、外来患者が50人いれば4人はLGBT層だと推測されます。医療現場では、多様な性への視点を持つことが治療法の選択や患者のQOLを考える上で大切なポイントになります。この特集では、LGBT患者が医療現場で直面する困難や、医療従事者に求められる対応について、医療従事者と患者それぞれの視点から迫ります。

 

 

2020年3月12日公開

vol.3 LGBT当事者の信頼集める医師に聞くポイント「一人ひとりに合った医療を提供するだけ」

心身一如という言葉があるように、心と体は深くつながっています。出生時に割り当てられた性別に違和感を持つLGBT当事者にとって、心と体のことを総合的に相談できる医師は心強い存在です。産婦人科医であり臨床心理士でもある「よしの女性診療所」院長の吉野一枝先生は親身なカウンセリングに定評があり、遠方からもLGBT当事者が訪れています。そこで、吉野先生に、医療従事者はLGBT当事者にどのような配慮をしたらいいのか聞きました。その答えはシンプルで、医療の本質を捉えたものでした。  

 

2019年12月4日公開

vol.2 LGBT当事者が安心して行ける医療機関とは?

どんな治療にも効果と副作用があり、治療法を選択する場面は患者の個性や価値観と向き合うことでもあるでしょう。LGBTの若者支援を行っている遠藤まめたさんはかつて、SLE(全身性エリテマトーデス)の治療薬の選択を巡って、主治医にトランスジェンダーであることを打ち明けました。医療従事者はLGBT患者とどのように意思の疎通を図り、理解を深めたらいいのか、患者からの意見を遠藤さんに聞きました。

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取材・編集/メディカルサポネット編集部

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