2021.03.25
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薬剤師国家試験の合格率、2年連続で下がる
前回比324人減の9634人が合格

メディカルサポネット 編集部からのコメント

第106回薬剤師国家試験の合格者数などが発表されました。今回の試験は1万4031人が受験し、前回比324人減の9634人が合格。合格率は2年連続で下がり、68.66%でした。合格者のうち、男性は3436人(合格率63.93%)、女性は6198人(71.60%)となっています。

 

 厚生労働省は24日、第106回薬剤師国家試験の合格者数などを発表した。合格率は2年連続で下がった。【新井哉】

 

 今回の試験は、2月20、21の両日に実施され、1万4031人(前回比280人減)が受験し、9634人(同324人減)が合格した。合格率は68.66%で、前回の試験よりも0.92ポイント下がった。

 

 9634人の合格者のうち、男性は3436人(合格率63.93%)、女性は6198人(71.60%)。また、合格者は、「6年制新卒」が7452人(85.55%)、「6年制既卒」が2079人(41.29%)、旧4年制卒などの「その他」が103人(36.14%)だった。

 

 大学区分別の合格率は、国立が81.30%、公立が83.64%、私立が67.75%。設置主体別で合格率が最も高かったのは、国立は金沢大(94.74%)、公立は静岡県立大(86.96%)、私立は医療創生大(95.92%)だった。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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