2021.01.15
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夜間・休日の精神科救急医療システムを充実
大阪府が第5次障がい者計画案公表

メディカルサポネット 編集部からのコメント

大阪府は「第5次大阪府障がい者計画」(2021-26年度)の案を公表しました。具体的な取り組みとして、精神疾患の早期治療の推進などを挙げており、夜間・休日における精神科救急医療システムの充実に加え、精神保健福祉に関する相談・訪問指導を実施し、日常生活を送る上での援助や社会復帰のための支援の充実を図ること等を記載しています。当事者が早期に必要な相談、医療を安心して受けることができるようにする狙いがあります。

 

 

 大阪府はこのほど、「第5次大阪府障がい者計画」(2021-26年度)の案を公表した。医療に関しては、具体的な取り組みとして、精神疾患の早期治療の推進などを挙げており、夜間・休日において精神科救急医療システムの充実を図り、当事者が適切な医療処置を受けることができるようにすると記載している。【新井哉】

 

 

 計画案では、精神疾患の早期治療の推進について、精神科救急医療システムの充実に加え、こころの健康や依存症、認知症などの精神保健福祉に関する相談・訪問指導を実施し、医療機関への受診勧奨や日常生活を送る上での援助、社会復帰のための支援の充実を図ることも記載。当事者が早期に必要な相談、医療を安心して受けることができるようにする狙いがある。

 

 精神科病院入院患者の療養環境の向上も掲げており、精神科病院入院患者の適正な医療や保護の確保を図るため、▽精神科病院実地指導▽措置入院患者などの実地審査▽精神医療審査会の充実-に努めることも明記。また、精神科医療機関療養環境検討協議会で、参画団体から収集した情報などを検証し、各病院における取り組みや実践例の情報提供や共有化を図る方向性も記載している。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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