2021.01.12
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「感染に気をつけながら運動や交流を」 田村厚労相、高齢者らに呼びかけ

メディカルサポネット 編集部からのコメント

田村憲久厚生労働相は緊急事態宣言が再発令されたことを受け、前回の緊急事態宣言で高齢者の運動機能や認知機能が低下するケースがあったことをあげ、高齢者らへ向けて「感染に気をつけながら運動や交流を」と呼び掛けました。また、厚生労働省はWeb上の“通いの場”と称する特設サイトを開設。「コロナに気をつけ、 ココロもカラダも健康に」をテーマとし、高齢者らが暮らしの中で気をつけるべき点をまとめた動画などを配信しています。

 

《 田村厚労相 8日 》

 1都3県を対象として緊急事態宣言が再発令されたことを受けて、田村憲久厚生労働相は8日、高齢者らに対し感染に気をつけつつ適度な運動や人との交流の機会を持つよう呼びかけた。【北村俊輔】

  

この日の閣議後会見で、「前回の緊急事態宣言の際、高齢者は自宅にいる時間が増え、結果として運動機能や認知機能が低下するケースもあった」と改めて説明。「例えば、暖かい格好で人の少ない時間・場所を選んで散歩をするなどして、感染リスクを避けながら運動機能の低下を防いで頂きたい」と語った。

  

あわせて、ビデオ通話などを通じて親族や友人とコミュニケーションを取ることも推奨。「少しメリハリ、刺激のある生活を送る。こういう点にもご留意を頂きたい」と呼びかけた。

  

厚労省は既に、Web上の“通いの場”と称する特設サイトを開設済み。「コロナに気をつけ、 ココロもカラダも健康に」をテーマとし、高齢者らが暮らしの中で気をつけるべき点をまとめた動画などを配信している。「こんな傾向はフレイルかも」「食生活・口腔ケアのポイント」などのコンテンツもあり、高齢者の心身を支える立場の人にとっても参考になりそうだ。

 

 

出典:JOINT

 

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