2020.10.08
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コロナ発生の都立広尾病院、救命救急センター再開
新たに患者1人の「陽性」確認も

メディカルサポネット 編集部からのコメント

新型コロナウイルス感染者の発生が相次いでいる都立広尾病院(渋谷区)は、患者の感染があった病棟の新規入院受入れを除き、従来どおりの診療を再開すると発表しました。自宅待機としていた医師、臨床工学技士、看護師などのうち、感染者との最終接触日から10日経過した人に対してPCR検査を実施し、全員の「陰性」を確認したため、保健所の指導も踏まえ自宅待機を解除しました。また、新たに患者1人の「陽性」が判明したことも明らかにしました。

 

 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は6日、新型コロナウイルス感染者の発生が相次いでいる都立広尾病院(渋谷区、一般396床、精神科30床)について、制限している診療機能の一部を再開すると発表した。また、新たに患者1人の「陽性」が判明したことも明らかにした。【新井哉】

 

 対策本部によると、自宅待機としていた医師、臨床工学技士、看護師などのうち、感染者との最終接触日から10日経過した人に対してPCR検査を実施し、全員の「陰性」を確認した。

 

 これらの職員について、保健所の指導も踏まえ自宅待機を解除したことから、新規の受け入れを停止していた救命救急センター(三次救急)を同日、透析業務を7日に再開。患者の感染があった病棟(1病棟)の制限は継続する。

 

 対策本部は同病院の陽性者の一覧(9月24日から10月6日までに陽性確認の計21人)を公表しており、それによると、これまでに患者14人、看護師5人、医師、臨床検査技師それぞれ1人の陽性が確認されている。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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