2018.05.11
5

医師の働き方改革検討会、6月末にも再開
~厚労省、時間外労働規制などの議論本格化へ

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は、2月16日以来開かれていない「医師の働き方改革に関する検討会」について、6月末ごろの再開を目指しています。「医師の時間外労働規制について」は、2019年3月ごろに最終取りまとめが行われる見通しです。

    

厚生労働省は、「医師の働き方改革に関する検討会」の次の会合を早ければ6月末ごろに開く方針を固めた。約4カ月ぶりの再開で、今後、医師の時間外労働規制の在り方などの議論を本格化させる。【松村秀士】

 

医師の時間外労働の規制をめぐっては、同検討会で委員から「宿日直等にかかわる実態を踏まえ、必要な医療ニーズに対応できる医療提供体制を維持できるような上限時間とすべきではないか」「時間外労働の上限時間を設定するに当たっての医師の特殊性とは何か、整理する必要があるのではないか」「時間給でない制度等の新たな労働時間制度の検討も必要ではないか」といった指摘が出ていた。

 

2月27日に公表された同検討会の「中間的な論点整理」では、医師の時間外労働規制について、委員のこれらの意見を踏まえながら、実態を考慮した検討の必要性を強調していた。

 

同検討会の会合は、前回の2月16日以来開かれていないが、厚労省では早ければ6月末ごろの再開を目指している。議論の最終取りまとめは、2019年3月ごろに行われる見通し。

  
出典:医療介護CBニュース

この記事を評価する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP