2018.05.11
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【感染症情報】咽頭結膜熱、前週比約35.3%増 ヘルパンギーナは約33.3%増

メディカルサポネット 編集部からのコメント

国立感染症研究所が2018年4月23~29日の5類感染症の患者報告を発表しました。全般的に患者報告数が増えています。感染防止に努めましょう。

 

 

 

国立感染症研究所がまとめた23日から29日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、咽頭結膜熱(プール熱)、ヘルパンギーナ、手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数は増加した。【越浦麻美】

 

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約35.3%増の0.46人。都道府県別の上位3位は、宮崎(1.53人)、佐賀と鹿児島(共に1.3人)。

 

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約33.3%増の0.04人。都道府県別の上位3位は、熊本(0.24人)、和歌山と宮崎(共に0.17人)。

 

〔手足口病〕報告数は前週比約20.0%増の0.3人。都道府県別の上位3位は、宮崎(5.19人)、鹿児島(2.41人)、熊本(2.2人)。

 

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約9.4%増の2.91人。都道府県別の上位3位は、新潟(5.86人)、鳥取(5.74人)、埼玉(4.51人)。

 

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約8.9%増の6.76人。都道府県別の上位3位は、鳥取(14.16人)、愛媛(13.51人)、大分(12.67人)。

 
出典:医療介護CBニュース

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