2022.11.17
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特別調査のアンケート票に「こころの連携指導料」
診療報酬改定の取り組み状況などを把握

メディカルサポネット 編集部からのコメント

22年度の診療報酬改定で新設された「こころの連携指導料」が、2022年の診療報酬改定の影響や関連の取り組み状況などを把握するための特別調査のアンケート票に盛り込まれることが、16日の中医協・総会で了承されました。この算定は、孤独・孤立により精神疾患が増悪する恐れがあると認められた場合等に、かかりつけ医や精神科・心療内科の医師らが連携してサポートする体制を評価するものです。調査は12月から始まり、集計・分析ののち2023年3月までに結果が取りまとめられる予定です。

    

診療報酬改定の影響や関連の取り組み状況などを把握するための特別調査のアンケート票に、2022年度改定で新設された「こころの連携指導料」が盛り込まれることになった。【新井哉】

     特別調査のアンケート票に「こころの連携指導料」 診療報酬改定の取り組み状況などを把握

   

22年度の改定では、孤独・孤立による影響などで精神疾患が増悪する恐れがあると認められたり、精神科や心療内科を担当する医師による療養上の指導が必要であると判断されたりした患者に対し、かかりつけ医や精神科・心療内科の医師らが連携してサポートする体制を評価する「こころの連携指導料」を新たに設けた。

  

調査票は、16日に開かれた中央社会保険医療協議会・総会で了承された。同指導料については、▽届出の有無▽1カ月間(22年10月)の算定件数▽算定した患者の疾患▽今後の届出の意向-などを調べる。12月に調査を始める見通し。 

 

  

 

出典: 医療介護CBニュース

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