2022.11.07
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新規陽性者数の今週先週比130%「増加に注意」
東京都コロナモニタリング会議専門家コメント

メディカルサポネット 編集部からのコメント

東京都は4日、新型コロナウイルス感染症モニタリング会議を公表し、新規陽性者数の7日間平均が、前回(10月26日時点)の約3305人/日から約4300人/日と大きく増加に転じたことが明らかになりました。行動な活発な20~40歳代が新規陽性者数の34%と高い割合を占めていること、65歳以上の高齢者の新規陽性者が3週連続で増加していることを挙げ、「今後の急激な増加に注意を払う必要がある」としています。

    

東京都が4日に公表した新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第106回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、新規陽性者数の7日間平均が、前回(10月26日時点)の約3,305人/日から11月2日時点で約4,306人/日となり、「大きく増加した」と指摘している。【新井哉】

 

新規陽性者数の今週先週比が100%を超えることは感染拡大の指標となるが、今週先週比は前回の約97%から今回は約130%となっていることから、「今後の急激な増加に注意を払う必要がある」としている。

 

新規陽性者数に占める年代別の割合に関しては、40歳代(17.5%)が最も高く、次いで20歳代(16.5%)が高かったことを説明。行動が活発な20-40歳代が依然として高い割合を示していることを取り上げ、今後の動向を注視する必要性を挙げている。

 

65歳以上の高齢者の新規陽性者数が3週連続で増加していることも指摘。医療機関の入院者や高齢者施設の入所者に関しては、基本的な感染防止対策を徹底・継続する必要があるとしている。 

  

出典: 医療介護CBニュース

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