2022.09.09
3

入院患者減少傾向も「高齢者の割合は未だ高い値」
東京都コロナモニタリング会議

メディカルサポネット 編集部からのコメント

東京都は8日、新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第101回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」を公表しました。新規陽性者数の7日間平均は前週比75%で減少しているものの、未だ1万人/日と高い水準で推移しており、さらに今週報告された死亡者数が過去最多だったとして、大規模な感染が継続していると説明しています。入院患者数、重症患者数(人工呼吸器・ECMO使用)については、ともに減少傾向にありますが、60歳以上の高齢者の割合はそれぞれ約77%、約72%と未だ高い値で推移していることを挙げ、「今後の動向を注視する必要がある」としています。

 

 東京都は8日、新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第101回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」を公表した。入院患者数が減少傾向にあるが、「入院患者数に占める高齢者の割合は未だ高い値となっている」と指摘している。【新井哉】

 

  コメント・意見によると、7日時点の入院患者数は3,251人で、前回(8月31日時点)と比べて380人減った。入院患者のうち60歳代以上の高齢者の割合は約77%と高い値で推移していることを取り上げ、「今後の動向を注視する必要がある」としている。

 

  重症患者数(人工呼吸器・ECMO使用)については、前回(8月31日時点)の35人から7日時点で29人になった。重症患者も60歳代以上の高齢者の割合が約72%と高い値になっているという。

 

 

 

出典: 医療介護CBニュース

この記事を評価する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP