2022.08.31
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コロナ心の健康相談、前月比546件増加
厚労省が7月の対応状況を公表

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚労省が30日に公表した「新型コロナウイルス感染症にかかる心の健康相談に関する精神保健福祉センターの対応状況」(7月分)によると、都道府県・政令指定都市の精神保健福祉センター(69カ所)で電話相談を受けた件数は、前月比546件増の1,445件と、令和4年度としては最高件数を記録しました。女性からの相談が多く、年齢別では40代~60代からの相談が半数を占める傾向は続いています。
主な相談内容として、自身が感染したことへの悩みや不安、感染拡大に対する不安、未接種に対する差別等への不安、罹患後症状のある回復者の精神状況の悪化、失業や収入減少による生活の不安や悩みなどが挙がっており、同センターでは相談を受けた結果、状況に応じて医療機関や関係相談窓口につなぐ対応を実施しています。

 

 厚生労働省は30日、「新型コロナウイルス感染症にかかる心の健康相談に関する精神保健福祉センターの対応状況」(7月分)を公表した。7月に都道府県・政令指定都市の精神保健福祉センター(69カ所)で電話相談を受けた件数は、前月比546件増の1,445件だった。【新井哉】

 

 厚労省によると、性別では、女性(929件)が全体の64%を占めた。年齢別(不明は除く)では、50歳代が250件で最も多く、以下は、40歳代(224件)、60歳代(210件)、30歳代(138件)、20歳代(78件)、70歳代(66件)などの順だった。

 

 主な相談内容として、▽自身が感染したことへの悩み、不安▽感染拡大に対する不安▽不安で精神症状が悪化、不眠▽ワクチン接種、副反応に対する不安、未接種に対する差別などへの不安▽罹患後症状のある回復者の精神状況の悪化▽失業や収入減少による生活の不安、悩み-などを挙げている。

 

 

 

出典: 医療介護CBニュース

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