2022.01.20
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「介護職が雪かきをしている」 デイサービス協会、大雪時の送迎の支援を要請

メディカルサポネット 編集部からのコメント

日本デイサービス協会は、通所介護の利用者送迎のための大雪への対応を、報酬面で支援してほしいと声明を公式サイトに掲載しました。特に降雪量の多い今シーズンだけの問題ではなく、毎年のように発生しており、通常よりも多くの時間、コストを要する、と理解を求めています。具体的には、報酬に一定の割合を上乗せする「中山間地域等サービス提供加算」の対象地域の要件緩和や加算率の引き上げなどを要望しています。

  

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通所介護の利用者の送迎にあたり、大雪への対応を余儀なくされている事業者を報酬面で支援して欲しい − 。こう呼びかける声明を、日本デイサービス協会が公式サイトに掲載した。【Joint編集部】

 

「安全運行への支障はもちろん、雪かきなどの重労働を介護職員が都度行っている事実がある」

 

デイサービス協会は声明にそう記載。通常より多くの時間、手間、コストを要するとし、利用者の自宅の除雪から始めざるを得ないケースも少なくないと強調した。あわせて、「現在、北海道、東北、信越などの地域で降雪による大きな障害が出ているが、今シーズンに限ったことではなく、毎年のように発生している」と理解を求めた。

 

具体策としては、報酬に一定の割合を上乗せする「中山間地域等サービス提供加算」の要件緩和を注文。対象地域を拡大すること、加算率を引き上げることを要望した。また、積雪時の送迎対応時間をサービス提供時間に含めることも検討して欲しいと呼びかけた。

 

 

 

 

出典:JOINT

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