2021.08.06
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東京都立病院で看護師コロナ感染続出、宿泊療養も
駒込病院では濃厚接触の看護師11人が自宅待機に

メディカルサポネット 編集部からのコメント

東京都病院経営本部は4日、都立病院に勤務する職員1人が、新型コロナウイルスに感染したことが判明したとホームページで発表しました。感染が判明したのは、東京都立小児総合医療センターの病棟勤務の女性看護師(30歳代)で、1日に発症し、2日に陽性が判明。咽頭痛、頭痛の症状があり、「自宅療養中」としており、接触者の患者家族1人・職員5人については、PCR検査を実施し陰性を確認済みで、診療体制への影響はないとしています。都立病院を巡っては、2日にも都立病院職員3人の感染を明らかにしており、感染した職員が宿泊療養となったり、濃厚接触者の看護師11人が自宅待機となったりするケースも発生しています。

    

 東京都病院経営本部は4日、都立病院に勤務する職員1人が、新型コロナウイルスに感染したことが判明したとホームページで発表した。2日にも都立病院職員3人の感染を明らかにしており、感染した職員が宿泊療養となったり、濃厚接触者の看護師11人が自宅待機となったりするケースもあった。【新井哉】

 

 病院経営本部によると、感染が判明したのは、東京都立小児総合医療センター(府中市、一般347床、精神202床、結核12床)の病棟勤務の女性看護師(30歳代)。1日に発症し、2日に陽性が判明した。咽頭痛、頭痛の症状があり、「自宅療養中」としている。接触者の患者家族1人・職員5人については、PCR検査を実施し、陰性を確認済みと説明。診療体制への影響はないとしている。

 

 都立病院を巡っては、病院経営本部が2日に都立墨東病院(墨田区、一般719床、精神科36床、感染症科10床)の病棟勤務の男性看護師と女性看護師(いずれも20歳代)、都立駒込病院(文京区、一般785床、感染症30床)の外来勤務の女性看護師(60歳代)が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表。墨東病院の看護師2人は「自宅療養中」、駒込病院の看護師は「宿泊療養中」としていた。

 

 駒込病院に関しては、濃厚接触者の看護師11人のPCR検査を実施し、「全員の『陰性』確認。現在自宅待機中」と説明。また、「7月29日報道発表で報告した職員の感染との関連性はない」としていた。

  

 

 

出典:医療介護CBニュース

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