2022.01.18
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採用担当者が面接前に準備すべきポイント5選!

【病院・薬局・施設の事務長・経営者・人事担当者様向け】

医療機関の事業者・採用担当者は必見!面接前に準備すべきポイント5選!

 

「退職者が出るため、早急に人材を確保したい」「今後の事業展開を見据えた上で採用したい」経営者・人事担当者様から、よくこのようなお問い合わせをいただきます。 しかしスピード感を求めるあまり、入職しても早期に退職に至ってしまったというご経験はありませんか。

 

実際に早期退職をした方への弊社の調査によると、以下のような理由が挙げられています。

  

  • 社風に合わなかった
  • 入職したら求められた能力に満たなかった
  • 就業条件や職場の雰囲気が面接で聞いていた話と違った

 ※参考:「マイナビ看護師」「マイナビ薬剤師」「マイナビ介護職」「マイナビコメディカル」の入職者定着レポート

 

上記のとおり、"ミスマッチ"が原因で早期の退職に至るケースが多いことが分かります。

 

本記事では、退職を防止するために面接前に準備すべきポイントを5つご紹介します。病院・薬局・介護施設で採用を考えている、採用力を高めたいと考えている経営者・人事担当者様はぜひ参考にしてください。

  

①採用目的について共通認識を持つ

良く耳にするのは、経営者・人事担当者と現場が求める人物像にギャップが生じている、というケースです。せっかく採用ができたのに、新規入職者のスキルが追い付かず業務が回らない⇒指導に時間を要して他スタッフの残業が増え、業務効率が下がる⇒職場の雰囲気が悪くなる…。最悪のケースでは、入職者も現職員も退職するという事態になりかねません。現場担当者と連携をとりながら、採用者へ何を期待するかを事前に話し合い、共通認識を持ちましょう。求める内容が具体的であればあるほど、選考ポイント・選考基準が明確になり、採用マッチ度も上がります。

 

 

②配属予定部署の状況を把握する

  • 〇名体制だからゆとりを持って働けると言っていたのに、実際は忙しい
  • 残業は少ないと聞いていたが、毎日、超過勤務が発生している
  • 思ったよりも若い職員が多く、職場に馴染めない
  • 丁寧に指導すると聞いていたが「見て覚えて」という風習が根付いている

 

マイナビの人材紹介サービスを利用されている求職者からは、面接時に聞いていた話(残業時間、人数体制など)が入職してみたら違った、という声が寄せられています。看護部長、薬局長、フロアマネージャー等、現場で働く職員や管理者とコミュニケーションを常に図り、配属予定であるチームの人数、男女比、年齢比率、残業時間、各職員の簡単な経歴などを、面接時に言語化できるよう把握ておきましょう。その上で応募者には、配属予定部署のアピールポイント・改善ポイントの両方をお伝えし、認識の相違を解消することが、入職後のミスマッチを防ぐことにつながります。

 

 

③面接・見学スケジュールを職員に伝える

「面接・見学で出迎えてくれた経営者や人事担当者の印象は良かったけれど、廊下ですれ違った職員が挨拶をしてくれなかった」「忙しそうな雰囲気で現場がピリピリしていた」という理由で、面接後に選考を辞退する応募者もいます。入職後に共に働くイメージを付けてもらうために職場見学を実施するケースもあるかと思いますが、面接・見学中に応募者が抱いた職場の印象によっては、逆効果になることも。面接・見学日時や見学する場所などを事前に職員に知らせ、応募者に対しては挨拶をする、笑顔で出迎えるなど、対応すべき内容を伝えておきましょう。

 

 

④面接での質問事項をイメージしておく

多くの場合、応募者は、「どんな医療機関・施設なのか」をホームページで確認し、「患者や利用者の評判はどうか」を口コミなどで調べ、「詳しい就業条件」は人材紹介会社に尋ねる、というように、事前に情報を集めた上で面接に臨んでいます。そのため面接では、一方的に病院・施設概要の説明をするのではなく、これまでの経験や、転職先に求めるもの、将来の展望など、応募者の人物像を把握するための質問を投げかけた上で、「どのような職員と一緒に働くのか」「残業時間はどのくらいか」「今回の募集の理由と、新規採用者に何を求めるか」など、入職後にこの職場で勤務するイメージができるような情報を提示することをおすすめします。

 

 

⑤応募者の能力を可視化する

履歴書や職務経歴書を確認し、「どの業務に対応できるか」「どの業務が未経験なのか」を面接時に確認しているという経営者・人事担当者様が多いのではないでしょうか。 こちらの記事でご紹介したように、面接前に応募者の能力を図るためのスキルチェックシートを使用することをおすすめします。スキルチェックシートを活用することで、「自分の能力が求められた基準に満たなかった」という入職者や、「新人教育に時間がかかり残業が増えた」という職員を減らし、業務効率の向上にもつなげられるでしょう。応募者へ事前にスキルチェックシートを渡し、記載してもらった上で面接を行うようにしましょう。

 

 

まとめ

今回は、面接前に準備すべきポイントを5つに絞ってお伝えしました。

 

採用活動を行う上で、「面接の短時間で応募者の本質を見抜けない」「応募者のパーソナリティを見たい」「職場に馴染んで長く勤めてくれる方なのか、志向性を知りたい」。見抜くことが難しいこういった課題は、適性検査ツールの「SHL」を使うことで、解決へと導くことができます。ご興味がある方はお問い合わせください。

 

また、「面接日程の調整や応募管理に苦戦し、効率良く採用活動をできていない」と、採用の効率化にお悩みを抱えている事業者、人事担当者様は、「アクセスオンラインキャリア」を検討してみてはいかがでしょうか。人材採用以外のお悩みも、まずはお問い合わせからご相談ください。

 

 

 

 

 

 

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