2022.10.01
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熱血!特養常勤医師1,825日の挑戦 ~特養での穏やかな日常を目指して~

熱血!特養常勤医師1,825日の挑戦 ~特養での穏やかな日常を目指して~

 

 

特別養護老人ホームや有料老人ホームをはじめとする高齢者施設は、施設長を経営トップとして、介護職・事務職・看護職・外部機関など多職種の関わりによって日々の業務が進められ、入居者の生活が保たれています。一方で、多職種が関わるからこそそこで生じる問題もさまざまで、解決には多職種の関わりが必要となるため大きなエネルギーを要することも多いのではないでしょうか。本コラムでは、大阪の特別養護老人ホームで「常勤医師」として働く堀切康正さんに、同施設における5年間の挑戦をつづっていただきます。「入居者様が穏やかに過ごせる施設」を目指し病院から特別養護老人ホームに活躍の場を移した堀切さんは、介護の現場で何を感じ、誰とどのように改革を進めてきたのか、1つずつ読み解いていくコラムです。

\NEW/2023年11月27日公開

vol.12【最終回】ミッション:取り組みを進化させ続けろ!

とうとう最終回となってしまいました。第12 回は、今まで堀切さんが連載で伝え続けてきたことの総まとめです。

どうぞ最後までお読みいただければ幸いです。

    

2023年10月12日公開

vol.11ミッション:強制栄養のデメリットを理解しろ!

第11 回は、強制栄養(胃ろう、点滴など)がお題です。経口栄養との差、強制栄養を行うことによってどのようなことが起こるのかを事例を挙げて解説いただきました。

    

2023年9月7日公開

vol.10ミッション:家族の意思決定をサポートしろ!

第10 回は、「終末期に入居者に行うケアや、栄養摂取方法について家族が意思決定をしなければならないとき、介護者側はどのような点に注意を払ってサポートすればいいか」です。第9回で解説したトラジェクトリーカーブをどのように利用するかも説明されています。

   

2023年8月7日公開

vol.9ミッション:トラジェクトリーカーブを使いこなせ!!

第9 回は、トラジェクトリーカーブ(TC)とその利用法についてです。

トラジェクトリーカーブとは、TCとは、病気の自然経過を図式化したものです。時間の経過によって、日常生活機能がどのように低下していくかがわかります。

通常医師が使用しますが、部分的に書き込む内容を変えて、繰り返し入居者に使うことによって全体を把握し、終末期の意識付けができ、スタッフの理解度も上げられると堀切さんはいいます。

      

2023年7月3日公開

vol.8ミッション:終末期の定義を確認しろ!

第8回は、施設での看取りについてです。堀切さんが実際に看取り期のご利用者とそのご家族と接して思ったことや、医療介護者それぞれの思いをどう受け止めるか、悩みながら進んできた道筋について語っていただきます。

堀切さんは、終末期とはいつからなのか、そこから考えることがポイントだと言います。

   

2023年5月22日公開

vol.7ミッション:誤嚥を防ごう。新しい道具を使いこなせ!

第7回は新しい医療機器や、システムなどを導入する際のポイントです。

誰しも慣れたやり方を変えるときには抵抗感を覚えるものですが、情熱をもって新しいものを使いこなし、周囲に利用方法を教え続ける人がいて、スタッフが新しい方法による改善効果を実感できれば、新しい文化を作ることができるでしょう。

   

2023年4月24日公開

vol.6ミッション:食事介助の質を上げろ!

第6回は介護施設などで高齢者の嚥下力が落ちているときどのように食事介助をしたらいいのかのポイント、です。

ポジショニングや機材、食事内容の変更をしたうえで、介護者の食事介助技術自体で改善できることとは?今回は本文下部に理解に役立つYoutube動画やイラスト図も掲載しました。

   

2023年3月15日公開

vol.5ミッション:食事を食べなくなった理由を家族にわかりやすく説明せよ!

第5回は介護施設などで高齢者が食事をあまり食べられなくなったとき、家族にどうやって説明すると受け入れてもらえるか、です。

嚥下障害は外見から推し量るのは難しく、介護職員や医師による細かな対応が、家族によるスムーズな受け入れにつながることになるといいます。

 

2023年1月25日公開

vol.4 ミッション:便秘で困っている方を減らせ!

第4回は介護施設における重要課題「便秘」との戦いの現場をレポートします。便秘は入居者様のあらゆる不調のもとになりうるほか、怒りっぽくなるなど精神状態にも影響します。最悪の場合命にかかわる問題になることもあるのです。介護現場の実情に即した下剤の上手な使い方と、重度の便秘にどう対応したらいいかを特養常勤医師の視点から実際にあった実例をもとに事例解説していただきました。

  

2022年12月19日公開

vol.3 ミッション:水分摂取目標1500mlをなくそう!

第3回は水分摂取をめぐる2年間の奮闘を振り返ります。一昔前に多くの介護事業所で取り入れられた「1500mlの水分を利用者・入居者全員に摂取していただく」という取り組みは、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。入職後にこの取り組みを目の当たりにし違和感を抱いた堀切さんは、入居者様1人ひとりに適切な水分量を提案する必要性を感じ改革に動き出しました。強制的な水分摂取ではなく、必要な水分摂取をするために堀切さんが見出した方法とはどのようなものだったのでしょうか?

 

2022年11月22日公開

vol.2 ミッション:安全な食事形態に変更せよ!

第2回は嚥下対策に取り組んだ奮闘についてです。施設に入居する高齢者とは切っても切れない嚥下問題。特に誤嚥性肺炎は高齢者の命の危機にもつながります。施設での食事風景に衝撃を受け、目の前にある問題に取り組もうとしたものの、ある壁にはばまれ難航を極めたミッション。解決のきっかけとなったのは、思いもよらない教育ツールでした。今日から始められる嚥下対策について、皆さんの事業所でも考えてみませんか?

 

2022年10月19日公開

vol.1 ミッション:外部受診回数を減らせ!

第1回は外部受診回数を減らす挑戦に関する振り返りです。ギリギリのマンパワーでやりくしている高齢者施設にとって、外部医療機関受診は少なからずお悩みを抱えるテーマではないでしょうか。着任時に100件/月もあったという外部受診件数をおよそ半分にまで減らした舞台裏に迫ります。

     

 

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