2022.04.15
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看護師が考える『働きやすい環境』とは?
残業時間の削減で看護師の離職率が低下した事例をご紹介!

看護師が考える『働きやすい環境』とは? 残業時間の削減で看護師の離職率が低下した事例をご紹介!

 

 

新卒・中途職員を受け入れた医療機関の経営者・人事担当者・管理者様必見!

 

株式会社マイナビの看護師向け人材紹介サービス「マイナビ看護師」のご登録者を対象に、「労働実態」・「就労志向」・「転職志向」などのテーマについてアンケートを実施しました。このアンケート調査をまとめた『看護師白書によると、看護師が働くには「仕事に対してやりがいを感じること」も重要ですが「残業がない」「昇給する」といった「働きやすい職場」にするための環境整備が必要という結果が出ています。そこで本記事では、看護師が考える「働きやすい職場」とは何か?ということに焦点をあてて解説します。また、実際に「働きやすい職場づくり」を行い離職率が低下した病院の取り組み事例もご紹介します。

 

 

1.看護師が考える「働きやすい職場」とは?

慢性的な人手不足により、看護師の人材確保・定着は大きな課題となっています。国家資格を持つ看護職員は、より働きやすい職場を求めて転職する傾向がありますがどのような職場が「働きやすい」と感じるのでしょうか。

 

『2020年度版 看護師白書』 5.看護職が働きやすい工夫・制度

※参考:『2020年度版 看護師白書』 5.看護職が働きやすい工夫・制度より一部抜粋

 

上記グラフは、『マイナビ看護師』のご登録者に看護職が働きやすい工夫や制度で良いと思ったものを尋ねた結果です。「シフトの組み方の工夫・制度」が 34.3%と最も多く、次いで「休日の取り方の工夫・制度」32.8%と、勤務シフトに関することが多く挙げられました。続いて、「給与・待遇の工夫・制度」25.2%、「業務改善の工夫・制度」23.4%、「看護業務の工夫・制度」22.3%、「教育・研修の工夫・制度」19.9%、「コミュニケーションの取り方の工夫・制度」19.4%、「子育て支援の工夫・制度」18.1%の順に挙げられています。これより、看護職が働きやすいと思う工夫や制度は勤務シフトや休日の取り方に関する内容が多いということがわかります。

 

では、看護職員は「シフトの組み方の工夫・制度」について具体的にどのようなご要望があるのでしょうか。各職場における取り組みについてどのように感じているのか、一部を抜粋してご紹介します。

 

 

看護師アンケートより抜粋

Q. 良いと思う 「シフトの組み方の工夫・制度」について、内容を具体的に教えてください。

 

『2020年度版 看護師白書』 良いと思う 「シフトの組み方の工夫・制度」について、内容を具体的に教えてください。

  

 

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