2021.11.02
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開催レポート公開中!
介護・福祉の有効求人倍率、昨年度4.53倍 過去10年で最高に!
厳冬期の人材確保と人材育成について語る

介護事業者様向けケアサポネット オンラインサロン


  

第5回オンラインサロン 開催レポート

介護・福祉の有効求人倍率、昨年度4.53倍 過去10年で最高に!
厳冬期の人材確保と人材育成について語る
~リアルタイムで介護経営のプロと話せるオンラインサロン~

 

【開催日時

2021年10月26日(火)18:00~19:00

 

【ファシリテーター

小濱介護経営事務所 代表 小濱 道博氏

一般社団法人コグニティブ・サポート 代表理事 小林香織氏

 

第5回目となるオンラインサロンは、第4回の参加者から多くの希望があった介護業界の人材確保・育成について語りました。これまで介護には「育成」という概念が無かった?介護人材の高齢化が進むなか介護経営者・人事担当者はどう対応していくべきなのでしょうか。本開催レポートでは発言やご相談を抜粋してご紹介します。

 

◆介護業界における人材育成の必要性とは?

小濱様が日本の労働人口の減少、団塊世代が高齢化し介護サービスの利用者が増加していること、またこれまでは人が確保できていたからこそ「手をかけて育成するのではなく、勤務1日目から一人前の職人として扱う」というこれまで行ってきたことへの問題を提起し、介護業界の人材育成の必要性をお話しされました。

 

具体的には、より若い世代からの応募や母集団形成をするためには、経営者・人事担当者が「自分が求職者であった場合、この事業所に応募するか?親を自分の事業所に入れたいと思うか?」の視点で見ることが大切で、「良い人がいない」と嘆くのではなく、「自分たちで育てる」意識がないことを課題としてあげました。

 

介護業界のキャリアは、資格をとっても専門性が不明瞭で業務が変化することが少なく、将来展望・キャリアパスが見えづらい「まんじゅう型」の状況だと表しました。一方で目指すべき姿を「富士山型」として表現し、「裾を広げ、資格取得やベテラン化によって出世・昇進していけるような業界・キャリアの形」にすべきだと述べました。現在の訪問介護ヘルパーの大部分は、介護保険ができた創世期(2000年ごろ)にヘルパー資格取得がブームであった世代に業界してきた方々。徐々に介護業界の高齢化が進んでおり、若い世代は訪問ではなく施設系に多く入職している現状にも触れました。

 

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