2019.04.22
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10連休対応、自治体病院の6割超が2日以上開院
全自病調べ

メディカルサポネット 編集部からのコメント

天皇陛下の御退位および皇太子殿下の御即位に伴い、2019年4月27日から5月6日まで10連休となります。厚生労働省は同省ホームページで2019年4月27日から5月6日までの10連休における各都道府県の医療提供体制について」という案内を出しています。一部報道では、連休中はATMの残高不足の恐れがあるとのこと。銀行の問い合わせ窓口はGW前後の混雑が予想されるため、開院される医療機関の方は、連休中に必要となる硬貨や紙幣の準備をお忘れなきようご注意ください。全国銀行協会では「2019年5月1日の改元および10連休に関する銀行取引の留意点について」を随時更新しています。最新情報の確認と、早めの準備を心がけてください。

  

 全国自治体病院協議会(全自病)は18日に開いた記者会見で、会員の自治体病院の6割超がゴールデンウイーク10連休中に2日以上開院するとの調査結果を公表した。最も割合が多い開院日数は「2日間」ということも明らかになった。【松村秀士】 

  

10連休中の自治体病院の対応について説明する小熊会長(18日、東京都内)

  

 調査は、全自病の会員を対象に実施し、355病院、51診療所から回答を得た。それによると、1日以上、通常または一部開院すると回答したのは283病院(79.7%)、「2日以上」は220病院(62.0%)。診療所では、「1日以上」が34施設(66.7%)、「2日以上」が21施設(41.2%)だった。

 

 10連休中の通常・一部開院の日数は、病院では「2日間」が134病院(37.7%)、診療所では「1日間」が16施設(31.4%)で最も多いことも分かった。

 

 一方、72病院(20.3%)と17診療所(33.3%)が連休中に全く開院しないと回答したが、いずれも日中を含めて通常の救急体制で対応するとの方針を示している。

 

 会見で小熊豊会長は、10連休中の対応について、「救急外来を受診する人がいて、定期的に透析などをやらなければならない患者がいるので、それらにきちんと対応していく」と述べた。

 

 出典:医療介護CBニュース

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