2019.01.17
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首都圏でインフルエンザ猛威、4都県で警報値超過
A型が主流、ワクチン接種推奨も

メディカルサポネット 編集部からのコメント

インフルエンザが猛威を振るっているニュースは、メディカルサポネットでも再三配信していますが、いまだに流行が終わりません。駅やショッピングセンターのトイレで手を洗わない人、手洗いが適当な人を見かけることがあります。ウィルスのついた手で触られたドアノブや手すり、つり革などから感染する可能性も否定できません。「私は気を付けている!」という方も、無意識に手を顔元に持って来てしまう人間の習性上、とても危険な状況です。病院内でインフルエンザが感染しているというニュースもありました。灯台元暗しとならないよう、医療関係者の中でまだ予防接種を受けてない方は、医療業務の妨げとならないよう、今すぐにでも予防接種を受けてください!

 

首都圏でインフルエンザが猛威を振るっている。7日から13日までの週の患者報告数は、東京や千葉などの4都県で警報基準値を上回った。埼玉県は「年齢階級別では、15 歳未満の占める割合が増加し、半数を超えた」と指摘。神奈川県は「小児や高齢者の重症化や合併症を防ぐためには、インフルエンザワクチンの接種が有効」としている。【新井哉】

 

神奈川県インフルエンザ情報

 

 この週の定点医療機関当たりの患者報告数は、神奈川県が前週比約4倍の36.5人、千葉県が約3.7倍の41.33人、東京都が約3.5倍の31.71人、埼玉県が約3倍の41.02人。いずれも今シーズン初めて警報基準値(30.0人)を超えた。

 

 インフルエンザウイルスに関しては、A型が流行の主流となっている。千葉県によると、この週の迅速診断の結果(8170例)は、A型が全体の99.2%(8102例)を占めた。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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