2019.01.15
4

「価値精神医学」に基づき支援、地域連携の人材育成
東京大がプログラム受講者を募集

メディカルサポネット 編集部からのコメント

「精神疾患が5大疾患」「自殺原因としてのうつ病」「認知症、依存症、発達障害、がんなど身体疾患にともなう不安・うつ」などを背景にした、文部科学省課題解決型高度医療人材養成プログラム「職域・地域架橋型-価値に基づく支援者育成」の受講者が募集中です。定員は「職域・地域架橋型コーディネーター養成コース(B)」が5名、「職域架橋型コース(C-1)」が10名、「地域連携型コース(C-2) 」が10名で、いずれも2019年2月15日が出願締め切りです。詳細は東京大学のwebサイトでご確認ください。

 

東京大は15日、文部科学省課題解決型高度医療人材養成プログラムの受講者の募集を始めた。「価値精神医学」に基づき支援を行える人材を育成し、地域連携につなげる狙いがある。募集期間は2月15日まで。【新井哉】

 

東京大が受講者の募集を始めた文部科学省課題解決型高度医療人材養成プログラム

  

 精神医療に関わる人材を巡っては、長期入院型施設に偏在し、総合病院における職域間の架け橋になったり、地域移行・アウトリーチができたりする人材が不足している。

 

 同大のプログラムは、トラウマによる価値の傷つきを熟知し、当事者の安全や安心などを支える「価値精神医学」に基づくもので、看護や精神保健福祉、作業療法などの「多様な職域」の社会人を対象としている。

 

 「職域架橋連携」(心理支援職)と「地域連携型」(対人支援職)の2つのコースの受講者を募集。「職域架橋連携」のコースでは、▽精神疾患▽精神科薬物療法▽ストレスケアのためのコーピングと認知行動療法▽自閉症スペクトラム症のアセスメント―などを学ぶ。

 

 

出典:医療介護CBニュース

この記事を評価する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP