2018.10.04
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根本厚労相、医師の働き方改革に言及
「健康維持と医療体制確保の両立が課題」

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働大臣に就任された根本匠氏が就任会見で医師の働き方改革についてコメントされました。医師の働き方検討会で関係者に意見を伺いながら、2019年3月を目途に結論を取りまとめられる予定です。会見の概要については、厚生労働省のウェブサイトで確認できます。

 

 根本匠厚生労働相は3日夜、省内で就任の記者会見をし、2018年度中に枠組みを固めることになっている医師の働き方改革について、医師一人一人の健康維持と地域医療の提供体制の確保をいかに両立させるかが課題だとの認識を示した。【越浦麻美】

 

医師の働き方改革について言及する根本厚労相(3日、厚労省)

 

 根本厚労相はまた、「医師には自己研さんを積んでもらわなくてはならないし、地域医療の提供体制の担い手でもある」と述べ、労働時間の上限規制の枠組みを具体化する上で、医師の業務特性に配慮する必要性も指摘した。

 

 医師の働き方改革は、省内の検討会が枠組みの具体化を進めており、医師の自己研さんを労働とみなすかどうかや、医師法の「応召義務」との整合性をどう担保するかが焦点になっている。

 

 

 出典:医療介護CBニュース

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