2020.02.14
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医療介護確保基金で勤務医労働時間短縮事業を新設
厚労省が省令案の概要を公表

メディカルサポネット 編集部からのコメント

2024年度から医師の時間外労働の上限規制が適用されることを踏まえ厚生労働省は「地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律施行規則」の一部を改正する省令案の概要を公表しました。地域医療介護総合確保基金で勤務医の労働時間短縮事業を新設する方針です。

 

 厚生労働省は10日、「地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律施行規則」の一部を改正する省令案の概要を公表した。地域医療介護総合確保基金で勤務医の労働時間短縮に向けた体制の整備に関する事業を新設する。【新井哉】

 

厚労省が公表した省令案の概要

 

 2024年度から医師の時間外労働の上限規制が適用されることを踏まえた措置。改正に関して、厚労省は「医師の健康確保とともに地域医療提供体制を確保し、医師の働き方改革を推進する必要がある」としている。

 

 勤務医の労働時間短縮のための体制整備を支援するために必要な経費を補助する予定で、「地域医療において特別な役割があり、かつ、過酷な勤務環境であると都道府県知事が認める医療機関」を対象にしている。

 

 3月下旬に省令を公布し、4月1日から施行する予定。厚労省は、この省令案に関する意見を3月10日まで募集している。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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