2021.01.18
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◆緊急アンケート調査◆
新型コロナウイルス感染症拡大による病院・薬局・介護施設等への影響~採用・定着編~

編集部より

新型コロナウイルス感染症の拡大により、多くの医療介護施設が人材の点でも経営の点でも困難な状況に置かれて半年以上の月日が経過しました。いまだ明るいニュースは少なく、医療介護現場の疲弊は一層深刻さを増しています。この事態を私たちはただ傍観するわけにはいきません。メディカルサポネットではこのたび、新型コロナウイルス感染症拡大が医療機関・介護福祉施設に及ぼした影響に関する実態調査をすべく、インターネットを利用したアンケート調査を実施いたしました。実に75%もの医療機関・介護福祉施設が「収益が悪化した」と回答しており、それに伴い雇用する職員にも影響が及んでいます。また、長期化する事態に職員のストレスも高まっていることが明らかになり、定着のためにもメンタルヘルスケアの実施が急がれます。アンケートの回答以外にも多くの現場からご意見をいただきました。今後、メディカルサポネットにできる医療機関・介護福祉施設への支援方法を検討し、実施してまいります。

 

執筆/高山 真由子(看護ジャーナリスト、看護師、保健師)  

編集/メディカルサポネット編集部

メディカルサポネットでは、マイナビを利用したことのある病院・薬局・介護施設等の経営者・管理者を対象に、新型コロナウイルス感染症拡大による影響について緊急アンケートを実施いたしました。その回答詳細につきまして、以下のとおりご報告いたします。

 

本編は【採用・定着編】として新型コロナウイルス感染症拡大によって、医療介護現場で起こっている採用・定着事情の変化や影響についてまとめました。

     

■結果概要

  

新型コロナウイルス感染症拡大は、医療介護現場で働く職員の採用・定着についても喜べない変化をもたらしています。平時でも採用に困難を抱いている施設は、新型コロナウイルス感染症拡大によりさらに厳しい局面に立たされていることが明らかになりました。

 

また、本調査では在職中の職員の精神的負担の大きさについても浮かび上がり、長期化し先の見えない事態にどのように向き合っていくかという課題も加わり、経営者・管理者はハード面・ソフト面の両輪を安定走行させるべく、その手腕が試されています。

   

■回答施設内訳

 

 

■新型コロナウイルス感染症拡大によって、所属施設の経営面に受けた影響は?

 

 

 

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