2019.08.01
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「看護×学び」で現場教育を変える!

中堅ナースが考える看護教育のミライ

「私の病院で実施している院内教育は、他院と比べてどうなんだろう」。こうした疑問を感じたことはありませんか? 2つの病院で3年半の臨床経験を積んだ寺本美欧さんは、院内教育の違いに触れた看護師の一人。より良い教育が持つ力を実感し、2019年9月からニューヨークにあるコロンビア大学院の教育大学院で研究に取り組み始めました。教育を受けた看護師の視点から教育を授ける管理者の皆さまに向けて、看護教育のミライについて考えます。

  

2020年9月23日公開

vol.12 私が描く、看護師教育のミライ

連載最終回のvol.12では、これまでの連載記事を振り返りながら、「看護師教育のミライ」についてお話いただきました。寺本さんが考える看護師教育のコアバリュー、「5E's」モデルとは…? 1年間の大学院生活を経て、将来進むべき道も見えてきた寺本さんのミライを、これからもメディカルサポネットでは応援しつづけていきます!

  

2020年8月28日公開 

vol.11 これからの“New normal”なキャンパスライフに向けて~新しい留学のカタチ~

間もなく9月。アメリカの学校では新年度が始まります。大学院2年目を迎える寺本さんは、「フルオンライン授業」となり日本で過ごしながら授業を受けることが決まりました。1年目のキャンパスライフを振り返りながら、これからの“New normal”なキャンパスライフに向けて、歩み出そうとしています。

 

2020年7月29日公開

vol.10 “憧れ”から今後のキャリアの“原点”へ~第2の故郷ニューヨークを愛すべき3つの理由~

ニューヨークでの新形コロナウイルス感染症拡大はピークを越え、少しずつ経済活動が再開され始めてきました。ニューヨークが第2の故郷となった寺本さんも、再びこの街がいつものにぎやかさを取り戻すことを願っています。今回は、“憧れ”から今後のキャリアの“原点”となったニューヨークの魅力を紹介しています。

 

2020年6月30日公開

vol.9 ニューヨークの変貌とハーレムへの想い~6月19日の奴隷解放日に寄せて~ 

新型コロナウイルス感染症が再び拡大をみせるアメリカで、5月に起きた警察官による痛ましい事件を機に抗議デモが連日各地で行われています。アメリカにおける人種差別問題の根深さを改めて感じる一方、私たちも自身の行動を振り返り、本質をとらえず潜在的なイメージで行動していることがないか、と寺本さんは警鐘を鳴らします。1方向だけでものごとをとらえるのではなく、あらゆる角度から見ることで違う景色が見えてくる。これは人種問題のみならず、人と接する医療従事者においても言えるのではないでしょうか?

 

2020年5月28日公開

vol.8 ニューヨークの”父”と”母”~一時帰国の困難を乗り越え“両親”に誓う成長~ 

人が学び・育つ過程において、ロールモデルの存在や家族・友人からのサポートは大切な要素となります。自分のキャリアを考える上で、影響を受けたという方も少なくないでしょう。寺本さんも例外ではなく、留学前に知り合った女性の存在が、留学生活を語る上で不可欠なものとなっているといいます。今回は、看護師のロールモデルとして、また、見知らぬ土地で支えてくれる日本人として、寺本さんの今後の成長にも大きなきっかけを与えてくれそうな、素敵なご縁のお話をお届けします。

 

2020年4月28日公開

vol.7 オンラインで広がる新しい学びのカタチ  

緊急事態宣言が発令されて以降、私たちの生活は一変し、仕事も学びも大きな変化を求められています。「リモートワーク」「オンライン授業」が著しい広がりを見せてはいるものの、学校がその役割を果たせなくなり、早2ヵ月。今後の影響が小さくないことを考えると、「学びがとまる」という事態の大きさを感じます。しかし、ニューヨークにあるコロンビア大学院では、この状況にあっても、いち早くオンラインというキャンパスに学習環境を移し、予定通りのスケジュールで授業が進行しているというから驚きです! それを実現させた大学側の努力には素晴らしいものがあります。日本では、国際基督教大学を筆頭に、次々と授業のオンライン化が決定され、その準備や金銭的支援が始まりました。また、「オンライン授業」という新たなツールを手に入れた私たちが考えるべきことも生まれてきています。それは一体・・・。

 

2020年3月26日公開

vol.6 留学中の夢、実現!~アクション・ラーニング受講~ 

日本だけでなく世界がコロナウィルスで混乱しています。留学中の寺本さんもその1人。ニューヨークではレストランやバーが軒並み閉鎖され、ついに外出禁止令も発令されました。普段観光客でにぎわう街が閑散としている様子をニュースで見た方も多いのではないでしょうか。オンライン授業が活発なコロンビア大学院は、今回の事態にいち早く対応し、春学期すべての授業のオンライン化を決定しました。今回のコラムはそんな騒動が起こる前、春学期の楽しみの1つ、待ち遠しかった「名物授業」アクション・ラーニングについてのお話です。

  

2020年2月27日公開

vol.5 問いかけの魔法 ~初めてのコーチング~ 

皆さんはコーチングを受けたことがあるでしょうか? 管理者・教育者として「する側」になることは多かれど、「される側」になることはそう多くないかもしれません。今回はそんな経験をされたお話です。理不尽な経験で流した涙を学びに変えてしまうところが半年のニューヨーク生活で得た強さ。コラムには書かれていませんが、師長へのインタビューは「仕事中歩きながら行われ、10分で強制終了だった」と聞いて驚きました。その後のメールでのフォローは手厚いものだったそうですが、インタビューする方もされる方もお互いに”闘いの時間”だったのだろうと思い描きました。

 

2020年1月15日公開

vol.4 ロールモデルと心の知能指数(EQ)  

IQは”頭脳”の知能指数として広く知られていますが、”心”にも知能指数(EQ)があることを皆さんはご存知でしょうか? コラム第4回のテーマはこの「心の知能指数」。1920年に提唱されたことに始まり、そこから100年の時を経て現在組織開発において注目を集めているトピックです。寺本さんがコロンビア大学院の授業で学んだことや、寺本さん自身がEQの高い人と働いた経験を通して、EQが持つ可能性に迫ります。

 

2019年12月25日公開

vol.3 看護×IT ~進化しつづける学習ツール~ 

第3回目は「看護×IT」。医療現場・医療教育の現場で進むIT化。ついに「紙カルテを見たことがない」世代が生まれ、編集部はざわつきました。 デジタルネイティブが医療現場で多く活躍するであろう近い将来に向けて学習ツールも大きくシフトしていっているようです。

 

2019年11月14日公開

vol.2 本当は怖い、「自己研鑽」の魔力 

コラム第2回目は、寺本さんが成人教育を学ぶきっかけとなった、自身が受けた卒後教育に関するお話です。

 

2019年10月8日公開

vol.1 生い立ちは隠すべし、これが私の処世術 

より良い教育が持つ力を実感し、2019年9月からニューヨークにあるコロンビア大学院の教育大学院で研究に取り組み始めた寺本美欧さん。教育を受けた看護師の視点から教育を授ける管理者の皆さまに向けて、看護教育のミライについて考えます。

コラム第1回目は、寺本さんが成人教育を学ぶ上で避けて通れない生い立ちに関するエピソードをお届けします。意外にもマイノリティで育ったという寺本さんの生き残り術とは・・・・?

 

2019年09月17日公開

 インタビュー編

コラムに先立ち、寺本美欧さんのインタビューをお届けします。看護師の継続教育に関心を持ち、生涯かけて携わっていこうと考えたきっかけ、ご自身が経験した2つの教育制度の違い等についてお話しいただきました。

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