2022.11.11
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vol.5 他の病院はどうしている?【労働環境改善・定着施策】を大公開!

5分で読めるポイント解説 看護師労働実態調査2021

5分で読めるポイント解説看護師労働実態調査

 


編集部より

これまでの記事で、看護師の労働実態(具体的にいつ・どのような理由で転職を検討するのか、どのような条件を求めるのか、離職に至る決定打は何か、職場で感じるストレス理由とは等)についてご紹介してきました。 記事をご覧いただき「現在活躍する職員の離職を防止するための工夫は、具体的に何をすればいいのだろう?」「職場環境をどう変えたらいいのだろう?」と、疑問が生じた方も多いと思います。

当記事では、事業者側の取り組み実態を明らかにし、「労働環境の改善策や人材を定着させるための工夫」について、「看護師白書2021年度版」のデータをもとに詳しくご紹介します。  

編集・構成/メディカルサポネット編集部

看護師の転職・就業動向

以下は「看護師白書2021年度版」における、退職・転職動向に関する調査結果です。

  

看護職員の不足に悩んでいる事業者の割合は?

看護職員の不足に悩んでいる事業者の割合は?

 

 

職場環境の改善や定着のための対策を検討する前に、まずは看護職員の配置状況についてご紹介します。

「不足している」「やや不足している」を合計し、看護師が不足していると感じている事業者は全体の72.1%です。


詳しく見ていくと、次の順に挙げられています。

  • 「やや不足している」が43.1%と最も多い
  • 「不足している」29.0%
  • 「適正である」25.0%
  • 「やや余剰がある」2.4%
  • 「余剰がある」0.4%

全体の72.1%が看護師不足を感じていると結果が出ました。

 

それでは次に、事業者が労働環境の改善・人材定着のためにどのような取り組みを実施しているか見ていきましょう。

 

  

労働環境の改善・定着のための取り組みを実施していますか?

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