2022.08.21
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vol.6 介護職員が転職活動で重視する条件とは?

vol.1介護職員の退職理由と転職活動事情・時期を徹底分析!の記事で解説した「退職を考え始めたきっかけ・理由」で一番多い回答が、「人間関係に関する理由」でした。では、転職先に求める条件においても「人間関係」が多いのでしょうか。
当記事では、介護職員の「入社の決め手」となったことは、どんなことが挙げられるのか、「マイナビ介護職」のご登録者を対象に、労働実態などのアンケートを実施し、その調査結果をまとめた「介護職白書2021年度版」のデータをもとに、詳しくご紹介します。
 
編集・構成/メディカルサポネット編集部

5分で読めるポイント解説 介護職労働実態調査

以下は介護職白書2021年度版における、退職・転職動向に関する調査結果です。

  

応募を決める際に重視する条件

転職活動で、応募を決める際に重視する条件はなんですか?

 

転職活動時、応募を決める際に重視する条件を尋ねたところ、「給与条件(年収・月収・手当・賞与など)」が86.5% と最も多く次いで「勤務地・通勤距離」71.2%、「職場の雰囲気・人間関係」59.5%、「休日・

休暇」53.7%、「勤務時間・勤務体系(交替制度・オンコール回数など)」46.8%、「仕事内容・やりがい」45.1%、「福利厚生(寮・住宅補助など)」33.6%が上位に挙げられています。

応募を決める際には、労働条件を最も重視しつつ、職場の運域や人間関係も重視していることが伺えます。

 

 

年代別では、「休日・休暇」「福利厚生(寮・住宅補助など)」「残業時間」の回答は、20 代が他の年代よりも高く、中高年では低い傾向が見られます。

「職員の年齢構成・人数」の回答は 20 代が、「福利厚生(託児所・育児支援など)」「キャリアアップ・昇進制度」「勤続年数・離職率」の回答は 30 代が、「勤務地・通勤距離」の回答は 60 代以上が他の世代よりも高くなっています。

 

面接・職場見学の際に重視する条件

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