2018.03.01
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10対1から7対1への転換、10年間で17万床超~アルトマーク調べ

メディカルサポネット編集部からのコメント

2018年の診療報酬改定を控え、「日本アルトマーク」が調査したところ、2007年11月から10年間での届け出病床の変化では、10対1から7対1への転換が最も多く、その数はなんと17万1551床だったそうです。

 

2007年11月からの10年間で一般病棟入院基本料10対1から7対1に転換した病床が17万床余りあったことが、医療データベース事業を展開する「日本アルトマーク」(東京都港区)の調査結果で分かった。【松村秀士】

 

同社は、一般病棟入院基本料(7対1から15対1まで)に関する調査を実施し、10年間の推移などをまとめた。

 

それによると、17年11月時点で7対1を届け出る病床は35万5528床あり、07年11月時点と比べて13万2247床増えた。一方、17年11月時点での10対1の届け出病床数は15万6919床で、10年前よりも18万808床減った。

 

07年11月から10年間での届け出病床の変化では、10対1から7対1への転換が最も多く、17万1551床あった。これは、07年11月時点で10対1を届け出ていた33万7727 床の半数超を占める数だった。

 

18年度診療報酬改定では、一般病棟入院基本料(同)について「基本部分」と「実績部分」を組み合わせた評価体系に再編・統合し、新たに急性期一般入院基本料、地域一般入院基本料とする。

 出典:医療介護CBニュース

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