2021.06.07
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厚労省、ワクチン接種で介護現場へ協力要請 「看護師らの兼業への配慮を」

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は新型コロナウイルスワクチンの接種の加速化のため、介護現場の医師や看護師が自治体の会場などで接種に協力しやすい環境を用意するよう、全国の介護施設・事業所に改めて協力を要請する通知を出しました。厚労省は先月、協力時間中の連絡体制の確保を前提に、利用者へのサービス提供に支障がない範囲であれば、外部の会場へ出向くことも差し支えないとの通知を発出しています。

 

 《 介護保険最新情報Vol.987 》

 

新型コロナウイルスワクチンの接種の加速化に力を入れている厚生労働省は3日、全国の介護施設・事業所に改めて協力を要請する通知を出した。【Joint編集部】

 

介護現場の医師や看護師が、自治体の会場などでの接種に協力しやすい環境を用意して欲しいという。介護保険最新情報のVol.987で広く周知している。

 

介護保険最新情報Vol.987

 

厚労省は今回の通知に、「医師・看護師の兼業の許可や届け出などに関する柔軟な取扱い(*)について、ご配慮をお願いします」と記載。「この件は事業所の管理者などにも共有されるよう格別のご配意を」と呼びかけた。

 

* 例:ワクチン接種に従事する場合には、勤務先への事前許可の手続きを柔軟化するなど

 

厚労省は先月、介護現場の医師や看護師がワクチン接種に協力する際の人員基準上の扱いを示す通知を発出。外部の会場へ出向くケースであっても、利用者へのサービス提供に支障がない範囲であれば差し支えないとした。協力時間中の連絡体制を確保することなどが前提だ。

 

 

出典:JOINT

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